舌を出すといえば何を思い浮かべますか?
ローリングストーンズのマークや、パンクスの方達の写真。
まさに反骨精神の象徴ともいえる舌べローンですが、
猫がやるとなぜあんなにも可愛いんでしょうか。
反骨どころか骨抜きにされてしまいそうです。
なぜ猫は舌を出しっぱなしにするのでしょうか?
そして、舌を出すことで何か問題があるのでしょうか。
調べてみました。
なぜ舌を出しっぱなしにするのか
安心している
舌を出して眠っている姿は無防備の塊みたいなものですね。
そう、まさに安心しきっているのです。
警戒心もなく、緊張することがないので舌の筋肉が緩んでべローンと出ているわけです。
安心できていると思うと飼い主としても嬉しいですね。
ちなみに外で暮らす猫は緊張感があるので、あまり舌を出して寝ることはないそうです。
疲れて休んでいる
猫は一日の半分以上を毛づくろいに費やしていると言われています。
自分磨きが凄いんですね。やはり可愛さを保つためには努力も必要なのでしょうか。
そんな毛づくろいですが、体全体をひたすら舐め続けるので、舌の筋肉が疲れてしまい、時折ダランとさせて休ませているそうです。
うちのこも毛づくろいをしている途中に、ポカーンと虚空を見つめて舌を出していることがあるんですが、あれは疲れていたんですね。
舌が出やすい種類
ペルシャ、チンチラ、ヒマラヤンなど、鼻が低い猫の種類に多いそうなのですが、
もともとアゴが小さく、力を抜くと自然に舌が出てしまうことがあるそうです。
猫は長くて尖った犬歯と犬歯の間に短い前歯があります。
その為、口を閉じても前歯の所に隙間ができます。
猫の舌は長くて柔軟なので、この前歯の隙間から舌が出てしまうんですね。
もしかして病気の可能性も
舌が出ているのは可愛いばかりではありません。
もし、一日中舌を出しっぱなしで食欲がなく、口臭やよだれが酷い場合は歯周病や歯槽膿漏などの可能性もあります。
また、心筋症という心臓に問題がある場合にも舌を出すことがあるので、急にぐったりしたり様子がおかしいようであればすぐに病院で診てもらいましょう。
活発で食欲があるようであれば、舌が出ていても心配はないようです。
まとめ
- 猫は安心してリラックスすると舌を出しっぱなしにする
- 猫は毛づくろいに疲れるとしたを出しっぱなしにする
- 猫の種類によっては舌が出っぱなしになりやすい
- 病気でも舌がでることがあるので注意
猫が舌を出す理由として多いのは、安心してリラックスしている時だそうなので、ほんと猫にとっても人にとっても幸せなことなんですね。
猫の舌出しっぱなし問題からまた一つ、猫の幸せを知ることができました。
コメントを残す