猫の舌は3つの機能を使い分ける万能ツール!でも猫舌って本当?

ジャリジャリ ジャリジャリ

猫が私のスネ毛を一生懸命舐めています。

暑くなってハーフパンツでいるといつもこうなる夏あるある。

猫の舌はかなりざらざらしていて舐められると結構痛いです。

ただ、一生懸命毛づくろいをしてくれていると思うと無下にできないので我慢していますが、放っておくとスネが無毛になってしまいそうです。

猫の舌ってなんでざらざらしているんでしょう。

今回はそんな猫の舌について調べてみました。

猫の舌の主な3つの機能

猫の舌の表面には「糸状乳頭」と呼ばれる突起があり、とてもザラザラしています。
このザラザラを使って主に3つの機能を使い分けます。

毛づくろいに欠かせないブラシ

猫が年がら年中行っている毛づくろいですが、これも舌の突起を使って体についた余分なゴミや抜け毛を取り除いています。

まさにブラシのような役割ですね。

肉や魚の身を骨からこそげ落とすツール

食事の時に骨に付いた肉や魚の身などをこそぎ取って食べます。
舌の突起が後ろ向きについているので、身を引っかけて取りやすいんですね。

水を飲むときのスプーン

水を飲むときには舌をスプーンのようにして飲みます。
猫の舌は水の味に非常に敏感といわれていて、水を味わう感覚は動物の中で一番強いという説もあるそうです。

猫はやっぱり猫舌?

熱い食べ物や飲み物が苦手なことを猫舌といいますが、猫はやっぱり猫舌なのでしょうか。

本来、自然界には体温より高い温度の獲物はいない為、基本的に猫は猫舌なのだそうです。

食べ物を温めたり、熱を通して食べるのは人間だけで、猫には温める環境がないのでそもそも熱いものを食べたり飲んだりしないということでしょう。

ただ最近は人間と同じ環境で過ごしている猫も多く、温かい食べ物や飲み物をもらっても平気な猫もいるようです。

まとめ

  • 猫の舌は機能的で主に「毛づくろいのブラシ」「肉や魚の身をこそぎ落すツール」「水を飲むときのスプーン」として使われる
  • 猫は基本的には熱いものが苦手、というわけで猫は猫舌
  • 最近は熱いものが平気な猫もいる

猫の舌はとても機能的だということがわかりました。

食べ物を味わうと同時に、道具としての役割もあるんですね。

うちのこはジャリジャリと必死で私のスネを舐めていましたが、毛づくろいではなくて私の肉をこそぎ落そうとしていたのかもしれない…。

いや、そんなことないですよね。

多分違うんじゃないかな。

ま、ちょっと覚悟はしておきます。

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