猫が背中をもみもみするのは何の為?飼い主へのサービス?

ソファーに寝転がって本を読んでいると、背中にピョンと飛び乗って背中をもみだす猫がいます。

「おっマッサージ?」というと

ゴロゴロゴロゴロいいながら、一生懸命もんでいます。

「もうちょっと上がいいな」といっても、いうことは聞いてくれません。

ただ、ひたすら同じところをもみもみ、もみもみ。

せっかくだったら、こっている所をもんで欲しいなとおもうのですが、

いったいこのもみもみは何の為にするのでしょうか?

調べてみました。

なぜ、もみもみするのか?

もみもみするのは子猫に戻った気分

やわらかい毛布や、人間にのって背中やお腹をもみもみするのは子猫の時におっぱいを飲む行動のなごりです。

この行動は「ミルクトレッド」といわれ、母親のおっぱいの両脇を前足でふみふみしながらおっぱいがたくさん出るようにともんでいるそうです。

大きくなっても本能的に残ることが多いそうで、やわらかいものにのると子猫の気分に戻ってもみもみやるのだそうです。

ずっと背中でもみもみやられていると、ちょっと辛くなる時がありますが、ゴロゴロとのどを鳴らして、幸せそうにしているのをみると止めるに止められませんね。

ちなみにもみもみの最中に引き離すのはあまり良くないそうです。

母親は授乳中に引き離すようなことはしないので、びっくりして信頼関係が薄まることもあるそうです。

という訳で、もみもみするのは飼い主への日ごろの感謝の気持ちによるサービスではないのですね。

毛布などをちゅぱちゅぱ吸う子も

もみもみだけでなく、洋服やブランケット、タオルなどをちゅぱちゅぱ吸う猫もいます。

これも子猫の時に母親のおっぱいを吸っていた時のなごりで、生後2ヵ月以内に母親から離された子に多いそうです。

離乳が早すぎると行うという説もありますが、本当の所はわかっていないそうです。

ちゅぱちゅぱも可愛いので思わず見とれてしまいますが、最近の布の素材は化学繊維やオーガニックでないものが多く、猫の体内に溜まると危険です。

飲み込んだ繊維などが腸に詰まると危ないので、優しく取り除いてあげましょう。

猫が気に入った布などで、簡単に引きちぎってしまいそうなものは片付けた方がよいです。

まとめ

  • もみもみは子猫の時に母親のおっぱいを飲んでいた時のなごり
  • もみもみ中に引きはがすのはあまり良くない
  • もみもみは、けして飼い主へのサービスではない
  • ちゅぱちゅぱ布を吸うのも子猫の時のなごり
  • 化学繊維など飲み込んだものが詰まると危険なので注意

ふみふみは子猫の時の母親からの愛情や幸せを感じるハッピーな行為だったんですね。

飼い主へのサービスでふみふみするのではありませんが、この幸せな行為は私にとってのサービスといっていいでしょう。

ありがとう。

これからも思う存分背中でふみふみしてもらいたいと思います。

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