ゴロゴロゴロゴロ
猫の鳴らすゴロゴロ。着信音にしたいと思いませんか。
猫と暮らしているとどこに携帯があるかわからなくなったり、
ゴロゴロに聞き入ってしまい、こちらから掛けなおすことになりそうで結局やりませんでしたがそれくらいゴロゴロ音が大好きです。
聞いていて大変心地よいこのゴロゴロ音。
なぜ鳴らしているのでしょうか。
何か効果はあるのでしょうか。
調べてみました。
Contents
猫のゴロゴロはどうやって鳴らしているのか
ゴロゴロのメカニズムについては諸説ありますが、
喉の筋肉を震わせて、声門がごく短い時間で開いたり閉じたりする為に発せられるという説が有力のようです。
しかし喉を切開された猫が横隔膜を使って鳴らしたという例もあるようなので、実ははっきりとした仕組みはわかっていません。
とてもミステリアスな音なんですね。
ゴロゴロ鳴らす理由は
なぜ、鳴らすのかということですが理由として大きく3つあるようです。
母と子のコミュニケーション
実はこのゴロゴロ。生まれてすぐの子猫の時から鳴らしています。
まだ、目も見えず、耳も聞こえない子猫は母親のゴロゴロの振動で乳首を探します。
子猫はおっぱいを飲みながらゴロゴロと喉を鳴らして母猫とコミュニケーションをとっているのだそうです。
母と子はゴロゴロで繋がっているんですね。
信頼の証
嬉しい時や楽しい時、甘えたい時やなでて欲しい時、これからの出来事に期待感があるときなどにもゴロゴロと鳴らします。
なでて欲しそうに猫の方からよってきた時は大体ゴロゴロいっていますが、なでる前からゴロゴロいいますもんね。
期待に胸を膨らませて、というか期待に喉を鳴らしているんですね。
信頼あってのこの行動ですから、ゴロゴロ鳴らされているのは猫に信頼されている証です。
ピンチの時
実は機嫌のいい時だけではなく、ピンチの時にもゴロゴロ鳴らします。
一説によると、パニックにおちいった時にリラックスしている状態を作るために疑似的にゴロゴロと喉を鳴らしているそうです。
けがをした時や、出産時、動物病院の診察台に乗った時などに鳴らすのはこれが理由のようですね。
ゴロゴロは人間にとってもいい音!?
突然ですが、副交感神経を優位に立たせる周波数があるのをご存知でしょうか。
それが20~50ヘルツといわれていて、副交感神経を優位に立たせると疲労回復やストレス解消、免疫力アップのような効果があるといわれています。
実は猫のゴロゴロ音の周波数はほぼ25ヘルツといわれていて、まさにドンピシャなんですね。
猫のゴロゴロを聞いているとなんだか癒されるのはこういった効果があるからかもしれません。
おまけ:ゴロゴロをずっと聞いていたい人へ
猫のゴロゴロで癒され続けたい!という方にいいサイトを見つけましたのでご紹介です。
これは延々とゴロゴロが流れるので、パソコン作業の時などに流しているとストレスも減っていいかもしれません。
英語なのでちょっとわかりにくいですが、
「眠たいかのか幸せなのか」、「落ち着いているか元気いっぱいか」、「近くにいるか遠くにいるか」などのメモリを調整することで、ゴロゴロの音量や幅、強弱が設定できるのでお好きなゴロゴロ音を作ることができます。
ゴロゴロの合間に「にゃー」と猫の声がすることがあるのでビックリしますが、それも粋な演出です。
まとめ
- 猫がゴロゴロ鳴らすメカニズムは喉の筋肉でなっている説が有力だが、未だはっきりとは解明されていない。
- ゴロゴロ鳴らす理由は主に「母と子のコミュニケーション」「信頼の証」「ピンチの時」
- ゴロゴロの音は人間にとって副交感神経を優位にするいい周波数
ゴロゴロいっているのを見ていると幸せですが、聞いても幸せなことがわかりました。
猫はどこまでも幸せをくれる素敵な生き物ですね。
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