長生きしてほしい犬猫、加入年齢に合わせたペット保険の選び方、考え方

近年、とっても長生きになったワンちゃん猫ちゃん。

少し前までは10年も生きれば長生きと言われましたが、今は20歳以上の子も珍しくありません。

しかし、高齢になればなるほど病気やケガをしやすくなるのは人間と同じ。

 

長生きになった分だけ、高齢になっても手厚い補償を受けられるペット保険に入り、病気やケガに備えておきたいところですよね。

その反面、若いころには、そこまで大きな補償はいらないかもしれません。

保険はつけておくことが大切で、それよりも掛金負担の低いことが重要かもしれませんね。

 

そこで今回は、年齢に合わせてどのように保険を使い分けたら良いかを考えてみました。

必ずしもずっと同じ保険に入り続けなくても良い

ペット保険の内容を見ていくと、そのほとんどが加入時の年齢ではなく、ペット本人の年齢で掛金や補償内容が決まります。

例えば、あるペットの10歳の時の契約条件を比較すると、0歳の時から長年加入している子も、8歳から使い始めた子も、基本的には掛金、補償内容共に同じものが適用されます。

 

つまり、必ずしも長く使っていれば得になるというわけではありません。

逆にいうと、「いつからのスタートでも、同じ条件で同じ補償が受けられますよ」ということです。

 

一方で同じひとつのプランであれば、年齢は若くても高齢でも補償内容には大きく差がないことがほとんどです。

しかしながらプラン詳細を見ていくと、この保障内容はこの年齢には手厚すぎるな、反対にこれだとこの年齢には不安だな、というのがあります。

つまり、保険の会社、プラン毎に得意とする年齢層にも差があるのですね。

 

その為、生涯ひとつの保険に入り続けるのではなく、歳を重ねる毎に保険も乗り換えるということを計画的に行うことをお勧めします。

0歳~3歳、若年齢にお勧めの保険

0歳~3歳は、人間で言うと赤ちゃんから20代半ばくらいの年齢。

私たち人間でも遊び盛りで保険なんてなくても大丈夫!と、将来のことをそこまで深刻には考えない年齢だと思います。

 

この年齢の子は人間同様、大きな伝染病の感染などを受けなければそこまで深刻な病気にはなりづらい年齢です。

きちんとワクチン接種を行い、室内で大切に飼っている限りそこまで頻繁に体調を崩して病院に行く機会はあまり無いかもしれません。

その為、そこまで補償が手厚くなくても掛金負担があまりなく、いざという時のサポートとなるものを選ぶのが良いと思います。

 

一点、1~3歳の猫がかかりやすい、猫伝染性腹膜炎(FIP)という死につながる大きな疾病があります。

この疾病は発症原因が不確かで予防が大変難しいことからか、補償内容から免責とされていることがよくあります。

この年齢の子が入る保険では、猫伝染性腹膜炎(FIP)が補償されることが確認されている保険にしておくことをお勧めします。

 

これらをまとめると、以下を満たす補償内容を持った保険が良いということになります。

  • 掛金が安い
  • 本当に何かあった時にはちゃんと補償してくれる
  • 猫伝染性腹膜炎(FIP)にかかった場合も補償してくれる

 

そのような保険はあるのでしょうか?

 

お勧めなのは、アイペットの入院保険「うちの子ライト」プラン

こちらは、まず月々の掛金が大変安く低負担です。

猫なら840円~と夢の1000円切り!業界の中でもかなり安い部類に入ります。

 

入院・手術をメインとした保険且つ、1疾病30,000以上が保険適用対象なので、ちょっとした病気は適用外となります。

しかし、手術・入院の必要になってしまった場合には、なんと実際にかかった医療費の90%という、かなり高い水準での補償を叶えてくれます。

例えば、入院・手術でかかった医療費全額が300,000円だとしたら、あなたの負担は30,000円、残り270,000円が保険で補償されます。

 

もちろん、前述の猫伝染性腹膜炎(FIP)も補償対象

万一かかってしまった場合の医療費はかなり高額にかかることが予想されますが、こちらも安心です。

若い子が病院で高額な治療費を必要とするケースは、伝染病や事故によるケガなどがほとんど。

保険とは、本当に高額な治療費がかかってしまう時のためにあるものだと考えると、大きな額がかかるタイミングだけを狙って適用してくれるこの保険は、若い猫にはピッタリの保険と言えると思います。

4歳~8歳の中年齢にお勧めの保険

4歳になると、性格もやや落ち着いてきますが、とはいえまだまだ元気いっぱい!

人間でいうと20代後半くらいですから、一番遊びたい盛りといえます。

そうなると心配なのはケガ。

 

室内でもケンカで傷を負ったり、高い所から落ちてケガをしたり、おもちゃの誤飲なども聞きます。

また、6歳頃からはそこまで高確率ではありませんが、チラホラとガンなどの病気などにかかるケースも出始めます。

ですので、ケガ・病気両面からの補償があるところが良いですね。

 

これらをまとめると、以下を満たす補償内容を持った保険が良いということになります。

  • 掛金が安い
  • 本当に何かあった時にはちゃんと補償してくれる
  • ケガ・病気両面からの補償であってほしい

そのような保険はあるのでしょうか?

 

お勧めなのは、ペッツベストの「ベーシックプラン」です!

病気・ケガ共に通院・手術・入院全てにおいて80%補償を実現!

補償上限も1疾病250,000円と、かなり高水準まで補償してくれますので、治療費の上限を気にせず最高の治療をしてあげられますね。

 

更に、高水準の保障に反して、月々の掛金が安いのが何より魅力

猫なら4歳で1360円~8歳で1520円、スタートも安いですが、4年でたった160円しか掛金が変わらないので、安心して継続することができるのではないでしょうか。

 

ペッツベストでひとつ注意なのは、免責額があるということです。

ベーシックプランなら、1疾病について20,000円、20,000円未満で済んでしまう治療には補償は適用されません。

ですので、普段使いというよりは、本当に困った時に使える保険ということになると思います。

8歳後半~高齢の子にお勧めの保険

8歳後半、まだまだ老猫という感じではありませんが、そろそろ生涯使い続けることを考えて保険を選ぶ時期に入ります。

なぜかというと、主要なペット保険の加入上限年齢が、9歳未満で設定されていることが多いためです。

 

また、10歳を超えてくると、人間同様に、癌や糖尿病などの病気が増えてきます。

特に猫ちゃんに多いのは腎臓の病気、高齢猫ちゃんのほとんどは腎臓病にかかると言っても過言ではありません。

ですので、細く長く治療ができる保険に、この段階で乗り換えておくことをお勧めします。

 

これらをまとめると、以下を満たす補償内容を持った保険が良いということになります。

  • 9歳まで加入できる
  • 一生涯使える
  • しっかりした補償内容

そのような保険はあるのでしょうか?

 

この条件をクリアしているのは、PS保険の「100%補償プラン」です!

こちら、驚きの100%補償、免責もありませんので、治療にかかった金額が丸ごと補償されるのが嬉しいところ。

9歳まで加入でき、もちろん一生涯補償、掛金は猫の場合、8歳で3,500円と少々高めですが、その後の上がり方は緩やかで、20歳でも4,240円!

他の保険では同年齢に対して6000~7000円台が一般的ですので、この点でもかなり良心的ではないでしょうか。

 

これなら安心して長生きしてもらえますね!

注意点としては、通院は1日10,000円まで入院は1日20,000円まで手術は1回100,000円までと限度額設定があることです。

そこそこ高水準設定ですので、なかなか超えるケースは無いと思いますが、万一超える場合は自己負担となります。

保険乗り換えの注意は?

年齢や状況に応じて保険を乗り換えて行くことで、ひとつ注意点があります。

それは、保険は基本的に「まだ見ぬ病気に適用されるもの」ということです。

例えば病気が発覚し、その段階ではその時入っている保険で治療できたとしても、保険の乗り換え時には既に発覚している病気ということで適用対象外とされてしまったり、加入そのものを断られてしまう可能性もあります。

 

この場合は乗り換えずに、これまでの保険を使い続けた方が良いこともあるでしょう。

その時の最善を追求しつつも、「もし乗り換えできず、将来ずっと使い続けてい行くとしたら」という視点も持ちながら、より良い保険選びをしていくと良いと思います。

 

また、完全に乗り換え完了するまでは前の保険の解約もしない方が良いでしょう。

一度解約してしまい、乗り換え先にも加入出来なかったら無保険になってしまいます。

一時的に2つの保険に入ることになるかもしれませんが、きちんと乗り換えができて、適用開始されたことを確認してから前の保険を解約するようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

一度入ったらずっと使い続けるのが保険だと思っていた方には、新鮮な内容だったのではないでしょうか。

今回は「年齢」を取り上げましたが、猫種によってかかりやすい病気やターニングポイントがありますので、
それぞれの子に「今一番合うものは何か?」という目を常に持って選んでいくことをお勧めします。

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