猫は何を使って爪をとぐのが好き?とりあえずアレじゃなくて良かった

キキーッ ギギギギギーッ

ガラスや黒板のこすれる音って好きですか?

もはや好きとか嫌いでは言い表せないですよね。
文字を見ただけで条件反射で寒気がします。

猫がガラスや黒板で爪をとぐ性質がなくてよかったとつくづく思います。

では何を使ってとぐのが好きなんでしょう?
調べてみました。

爪とぎにはどんな種類があるのか

一言で爪とぎといっても様々な材質があります。

また、立ってとぐのが好きな猫と、床に置いたものでとぐのが好きな猫がいるので形状もさまざまです。

材質

材質だけでも主に以下の5タイプがあります。

紙タイプ

主に段ボールでできた、一番オーソドックスな爪とぎ。

<メリット>

  • 値段もお手頃で、簡単に購入できる
  • といだときの感触がいいのか、お気に入りの猫が多い
  • 紙なのでごみに出しやすい

<デメリット>

  • とぎくずが多く、軽いので散らばる
  • 勢いよくとぐと形が崩れて更にバラバラに
  • 消耗が早いので交換時期も早い

麻タイプ

麻でできた爪とぎ。布状は床置き型、縄状はポール型で主に使われる。

<メリット>

  • 丈夫なので、思いっきりバリバリやれる
  • 壊れにくいので長持ちする
  • とぎくずが出づらい

<デメリット>

  • 独特の臭いがあり、嫌う猫もいる
  • 段ボールより高価

綿タイプ

綿でできた爪とぎ。主に縄状で、ポール型で使われる。

<メリット>

  • 丈夫で長持ち
  • 麻の臭いが苦手でも大丈夫

<デメリット>

  • これはこれで臭いがするものもあるので注意

布タイプ

布でできた爪とぎ。カーペットの素材が多い。

<メリット>

  • とぎくずが少ない
  • カーペットやラグなどで爪をとぐ猫には馴染みやすい
  • 丈夫で長持ち

<デメリット>

  • 本物のカーペットでもといでしまう可能性あり
  • 値段が高め
  • 爪とぎだと認識されない可能性がある

木タイプ

木材でできた爪とぎ。溝をつけてとぎやすいように加工している。

<メリット>

  • 耐久性抜群
  • 爪が引っかかりにくい
  • インテリアとして使えるものもある

<デメリット>

  • 値段が高い
  • とぎくずが多い
  • 爪とぎと認識されない可能性がある

立ってとぐ派向け

ポールタイプ

ポールに麻や綿の縄が巻き付いているもの。

登ったり、抱き着いたりしても遊べます。

壁取り付けタイプ

壁に取り付けたり、張り付けたりするタイプの爪とぎ。

木材やカーペット素材のものが多い。

場所を取らずすっきり。

壁立てかけタイプ

L字型に固定した段ボールを壁に立てかけてつかうタイプ。

置いてとぐ派向け

板状タイプ

段ボールや板などの素材が多い。一番オーソドックスな形状。

マットタイプ

マット状のカーペット素材でできた爪とぎ。

ペラペラなのでどこにでも置きやすい。

ケージに入れても可。

変わり種タイプ

家の形やソファー、サークル型などインテリアとしても使えそうな面白い形状のもの。

硬化段ボール製が多い。

どのタイプが一番いいの?

これも結局猫との相性になります。

猫に比較的人気の段ボール製の置き型から試してみて、あとは立ってとぎたいのか置いてとぎたいのかなど猫の様子を見ながら素材を調整するのがいいと思います。

ちなみにうちは段ボールの置き型と麻縄のポール型を使っています。

段ボール製は100均のを使っていた時があったのですが、とぎくずが多いし、勢いよくとぐので破壊されてさけるチーズのようになってしまいました。

その為、最近は段ボールのリサイクルも兼ねて、自作しています。

(木の枠と下だけ板を張り付けて、それに切った段ボールをひたすら埋めてボンドでくっつけたもの。固い段ボールを使うととぎくずが出にくいのでおすすめです。)

あと、やはり立ってとぎたい猫もいるのでポール型も必須です。

それでも、柱や壁でといでしまう子もいますが…。

まとめ

  • 爪とぎの材質はさまざまで、結構好き嫌いもある
  • 立ってとぐ派か置いてとぐ派かで形状を選ぶ(どっちもあるとより安心)
  • 結局は猫との相性なので、普段の様子を見て好みを見極めましょう

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