ムクッと起き上がるなり、ふあぁ~っとあくびを1つ。
ソファーやテーブル、棚など目の前にあるものすべてに体を擦り付けながら
スンスンスンスンと何やら臭いをかいでいる。
スンスン
スンスン
今日はこのスンスンについて調べてみました。
猫の嗅覚はすごい
こんなにスンスンスンスンやっているので、実は鼻が悪いんじゃないかと思ってしまいますが、猫の嗅覚はなんと人間の1万~10万倍の感度をもっているそうです。
私でも自分の部屋が臭いなと思う時がありますが、
そんなときうちの猫たちはどんな思いをしているのでしょう。
夕ご飯の残り香、靴下の臭い、汗の臭い、そして猫たちのトイレの臭い。
1万倍の感度をもっていては色々な匂いが鼻に突き刺さってきて、
もんどりを打って倒れてしまわないかと心配になります。
しかしながら、1万倍臭いを強く感じるわけではないようです。
猫の嗅覚は、人間の1万~10万倍の感度を持っていると言われています。これは人間よりも1万倍強烈に臭いを感じるという意味ではなく、空気中に漂っている臭い物質の濃度(のうど)が、人間が感知できる最低濃度の1万分の1~10万分の1でも感知できるという意味です。
引用:猫の鼻・嗅覚~においに対する感度からフェロモンを嗅ぎ取るヤコブソン器官まで
安心しましたね。
要するに色々な臭いをかぎ分けることができるということみたいです。
この凄い臭覚を使って、目の前の食べ物が食べられるかを確認したり、縄張りの確認をしたりしているんですね。
触るものみな擦り付ける習性
では猫がよくやるスリスリは何なんでしょう。
猫には体のいたる所に臭腺という臭いを出す器官があって、
体を擦りつけることで臭いをつけて、縄張りや所有権を表明しているそうです。
だから、色々な所をスンスンしてそこに付いている臭いを確認していたわけですね。
あと、よく猫同士で鼻をくっつけあってスンスンしていることがありますが、
これは「あなたに敵意はありませんよ」という挨拶だそうです。
猫と仲良くなるにはまず挨拶
そこで、この鼻スンスンの習性を利用して仲良くなろうというわけです。
人間もそうですが、
「挨拶もきちんとできないやつとは仲良くなれない」
きっとそういう思いが猫にもあるのではなかろうかと思います。
なので、初めて会う猫には必ず挨拶するようにしています。
では、その方法を伝授しましょう。
- まずはしゃがんでゆっくり近づきます。
※ここで逃げてしまったら仕方ないです。あきらめましょう。 - もし警戒しながらもその場に留まってくれているようであれば、
ゆっくり人差し指を出して、猫の鼻に近づけてみましょう。 - 犬であればガブッとくることがありますが、
猫はまず臭いを分析しようとする習性があるので、
指をスンスン嗅いでくるはずです。 - そうしたら、その間に反対の手で頭を撫でます。
- これですっかりマブダチです。
(たまにシャーッっていわれますが、その時はドンマイです。)
まとめ
- 猫の嗅覚(臭いを嗅ぎ分ける力)は人間の1万~10万倍
- 触るものみな擦り付けるのは縄張りや所有権アピール
- 仲良くなるにはまず鼻と指でのコミュニケーションを!
私は、うちの猫とも毎日挨拶して愛情を深めていますよ!
猫と仲良くなりたい方は是非試してみてください。
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