ジョリジョリ。ジョリジョリ。
朝、ヒゲを剃りながら鏡越しに猫を見ているとなんとも羨ましくなります。
いいなー。毎朝ヒゲ剃らなくてよくて。
ヒゲが生えてて可愛いってどういうことだろうなー。女子なのに。
ふり返ると満足げにヒゲを立ててこちらを見ています。
本当にどういうことなんでしょう?
猫のヒゲについて調べてみました。
Contents
猫のヒゲの役割
猫のヒゲは超高感度センサー
よく猫のヒゲはアンテナだとかセンサーに例えられますが、実際どうなんでしょう。
アンテナなので毛先が敏感なのかと思いきや、実はヒゲ自体に感覚はなく、ヒゲの根本に神経が集中しているそうです。
猫はヒゲに伝わる微細な振動を根本のセンサーで感知して色々な事を判断しているんですね。
そのセンサーは超高感度で、空気の流れを読んで変化を敏感にキャッチすることができるそうです。
例えば、猫は近くのものがあまり見えません。
歩いていて障害物があるとヒゲで空気の変化を察知してぶつからないように避けます。
暗い所も同じですね。
また、何か動くものがあればやはりその空気の変化を察知して、敵や獲物のいる方向を確認しているそうです。
揺れる空気で気配を察するなんて、剣の達人みたいですね。
会ったことないですけど。
さらに、穴や隙間がある場合に自分が通れるかどうか判断する為にもヒゲを使うそうです。ヒゲを広げて幅を確認するわけですね。
そうなると、太っている子はヒゲが長いのかと思いきやそうでもないです。(うち調べ)
逆もまたしかりで、痩せているのにヒゲが物凄く長い子もいます。(うち調べ)
これは野性味を失ってきた自宅猫だからかもしれません…。
感情や気分を表現
しっぽでの感情表現はよく見ますが、ヒゲでも気持ちを表しています。
ヒゲの向きでわかる感情や気分の主なものをあげてみました。
ヒゲが前に向いている時
何だろう?と興味があったり、不審な音を聞いたりなどして警戒している。
ヒゲが横一杯に広がっている時
周囲に気を配って、変化を見逃さないように様子を確認している。
ヒゲが下に垂れている時
リラックスしていたり、何もすることがなくて退屈している。
ヒゲが上を向いている(10時10分の角度)
満足していたり、機嫌が良い、嬉しい。
ヒゲを頬にぴったりつけている
恐怖を感じている。
最後に
猫のヒゲって猫にとってとても大切なものなんですね。
長くなってきたからといって切ったり、抜いたりしないようにしましょう。
ちなみに人間のヒゲってなんか意味があるのでしょうかね。
もはやファッションアイテムとしてしか使い道がなさそうですが。
もし猫のように感情を表せるとしたら…。
立派なヒゲを蓄えたおじさんが「やぁ」と片手を上げながら、
機嫌よくヒゲを10時10分にしてやってきたら…
私のヒゲは頬にピタッとくっつくことでしょう。
面倒ですが、大人しく毎日剃りたいと思います。
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