【猫の里親探し】里親詐欺撲滅!一人暮らしの男性への譲渡は危険?安全な猫の里親希望者を見極めるテクニック

猫の里親募集をするにあたり、単身者、特に男性はお断りとしてしまっている方が多く見受けられます。

猫の虐待事件が数多く起きる中で、その容疑者の多くがひとり暮らしの男性である事実が、大きく影響していると思います。

特にネットで募集する場合は、素性のわからない相手となるため、余計慎重になりますね。

ですが、恐らく里親になりたいと願う独身のひとり暮らしの方の大半は、良い人です。

たった一握りの悪い人たちのせいで、似た属性の方が皆怪しまれている状況も、なんだか理不尽ですよね。

どんな人が気を付けるべき人なのか、その選別方法を知ることで、里親待ちの猫さん、独身の里親希望者共に、多くのチャンスがもたらされると良いなと思います。

 

里親詐欺を見抜くための仕掛けとポイント

その方が安全な里親希望者かどうかを見極めるには、いくつかコツがあります。

要は、正しく答えたら素性がわかってしまい都合の良くないこと、コストのかかることなどを、譲渡の手続きの流れとして組み入れ、あらかじめ質問したり、お願いしてみることです。

以下、順番に方法とポイントを書き出してみました。

①里親サイトを経由して応募してもらう

もともと里親サイトを経由して応募してくれた里親希望者はこのハードルを既にクリアしていますので不要です。

FacebookやTwitter等、SNSから応募してきた方で面識がない場合は、指定の里親サイトからの応募を促すと良いでしょう。

なぜかというと、里親サイトは、登録者の情報を取得しないとアカウント発行ができないところが多いため、それを利用します。

取引の記録等が残りますので、何かあった時の通報や情報取得、要注意人物としての拡散が可能です。

里親サイトを経由しておくだけで、第三者の目を入れておけますので、とても心強いです。

いくつか、以下のような里親サイトのアカウントを持っておくことをお勧めします。

②お見合い前に、電話で話をする

実際に会う前に、一度電話でコンタクトを取ってみましょう。

 

ここでわかることは、人となりと、以後の連絡をちゃんとしてくれそうな方かどうか?です。

特に仕事をされている方はお忙しいこともありますが、そんな中でも時間を作って応じようとしてくれる方は〇です。

一方で、お話しをしたがらない方は、以後の連絡もしたがらない傾向にあると思いますので、お付き合いは難しいと諦める方向で良いと思います。

また、お話しした感じでも、どんな方かというのをある程度知ることができると思います。

会話のキャッチボールができるか?変に急いでいたり急かされたりしないか?自分の話をしすぎたり、逆に極端に自分の素性を明かさないことはないか?など。

電話で会話をして良い感じであっても、本当に良い方かどうかまだわかりません。

ですが少なくとも、この段階で「話が通じない…」と思う方は尚更、実際のコミュニケーションは難しいでしょう。

ご縁が無かったということでお見送りで良いと思います。

③一定コストの負担をお願いする

保護中にかかった通院費用や引き渡し時の交通費など、数千円~数万円を負担をお願いしてみましょう。

また、遠方の方の場合は、どんなに遠くてもお見合いに来てもらう工程を挟むのは鉄則ですね。

ぞんざいな扱いをしようと考えている猫に、コストがかかること、面倒なことはしたがりません。

本気でその子を手に入れたいと考えているかどうか、ここで図ることができます。

④お見合い段階で、顔写真の入った身分証を提示してもらう

例えば虐待や転売目的の人は、素性がバレてしまうと警察に捕まりますので、本名や自宅の場所を言いたがりません。

ですので、これはとっても効き目があります。

写真付きであることが一番のポイントです。

運転免許証やマイナンバーカード等を見せてもらい、しっかりと顔写真と本名を確認してください。

 

また、見せてもらった身分証は、必ず手に取ることをお勧めします。

写真や名前、番号の部分に何か張りつけていたりしていないか、ちゃんと正式なものか、裏表面共にしっかり確認しましょう。

運転免許証等は、コピーをさせてもらうと更に良いと思います。

注意
※マイナンバーカードは、コピーしたりマイナンバーを書き写したりするとマイナンバー法に抵触する恐れがありますので、慎重に取り扱いましょう。

⑤引き渡しは、必ず自宅に上がらせて貰って行う

知らない人を家に上げる行為、なかなかハードルが高いと思います。

ましてや、もしも目的が虐待や転売等であれば、譲渡者には絶対に家の場所を知られたくないと思っていることでしょう。

ですので、あらかじめ、譲渡を行う場合には家に上がることに同意を得ましょう。

 

引き渡しの時には実際に譲渡者の自宅に行き、本当にそこで生活をしている様子があるかどうか、また、猫を飼うなら、普通は最低限準備するであろう食器やトイレ等のグッズがちゃんと準備されているかどうかを確認しましょう。

その場で、ここで一緒に生活する気が無いように見受けられる場合は、勇気を持って引き渡しを取りやめ、猫を連れて帰りましょう。

⑥譲渡誓約書へのサイン

譲渡者と譲受者の約束事が記載された譲渡制約書に、サイン・捺印をお願いしましょう。

サイン、捺印付の念書は、かなりのプレッシャーを与えることでしょう。

万一の時に、争う裁判所名も指定しておくと、更に効果を発揮します。

 

お願いの仕方

当たり前かもしれませんが、里親希望者の多くは善良な方です。

しかしどうしても、こういった場面では性悪説に立って、本当にNGな人を除外していく必要があります。

これは、相手を疑いの目で見るところからスタートするという、ある意味大変失礼な行為に他なりません。

ですので、お願いする我々も胸が痛みますね。

 

当然、それで相手を傷つけたり、悲しい気持ちにすることを良しとするのは別問題ですね。

決して高圧的にはならず、負担をお願いすることになるけれど、こういう理由で是非お願いしたいんだと、誠実に丁寧にお願いする姿勢が大切です。

 

きちんと、丁寧に接した上で、

①~⑥の条件を、きちんと理解してくれて、問題無くクリアできた方は、基本的にはかなり良い方々でしょう。

以後も、良いお付き合いが可能な、良い里親候補と言えると思いますので、前向きに譲渡を検討しましょう。

 

一方で、条件を呑めなかった方については、譲渡を見送ることが懸命ですが、条件に合意しなかった方全てが悪い方ではありません。

中には、逆切れしてくる方もいますが、これはどちらかというと、ちゃんと飼おうとしているのに疑われていることが悲しいとか、自分の飼い方を咎められているようで悔しいとかの現れなので、虐待目的等ではなく、ちゃんと可愛がろうと思っている方だったりします。

とはいえ、指導に耳を課してくれなかったり、軽んじられたり、その結果悪気なく不注意で猫さんを危険な目に合わせたりしてしまう恐れがある方ではあります。

そういう意味で良いお付き合いが難しいと考えると、譲渡は見送った方が良いでしょう。

こんな態度を取る人は要注意人物

コミュニケーションをとる中で人となりが見えてきますが、その中で、以下に該当する方は、より慎重に対応しましょう。

里親サイトで、何度も断られていたり評価が低い人

里親サイトの多くは、これまでサイト内でユーザーがどういう行動を取ったのかがわかるようになっています。

里親に応募した数もカウントされ、譲渡の成立の有無や評価等が見れますので、その数に注目しましょう。

過去に応募した数が極度に多かったり、既に譲渡が何度か成立している場合、その子達がいるのに、今回再度応募してきたことが疑問です。

極端な多頭飼いをしている人でないか?病的なメンタルな方でないか?虐待や転売目的の里親詐欺ではないか?を疑った方が良いでしょう。

同じく、譲渡が成立していなくても、応募数が多すぎたり、多くの方から低評価をつけられている場合は、何か断られている理由がある可能性があります。

コミュニケーションは慎重に行うことをお勧めします。

 

里親サイトのDMで里親申し込みをする

前述した通り、里親サイトで応募数や譲渡数、低評価が多いと、譲渡を拒まれたり疑われたりする傾向にあります。

そのため、それを嫌がって正規の応募ルートを敢えて外し、いきなりダイレクトメッセージで里親希望を伝えてきたり、個人の連絡先を聞き出そうとする人がいます。

単に使い方がわかってない人で、きちんと応募する工程を踏むように伝えて改善されれば良いですが、極端に拒否するようであれば、警戒した方が良いでしょう。

こういう人は、カウントされていないけれど既に複数の猫を譲渡されていたり、何よりその裏側に悪意が隠れている可能性があるので、譲渡しないことをお勧めします。

音信不通

条件を聞くだけ聞いて即連絡を絶ったり、里親サイトのアカウントを解約することは、面倒ごとから逃げる行為です。

個人の連絡先を聞いを経つようなケースは更に悪質です。

良い飼い方を想定していないばかりか、あなたの連絡先が悪用されたりする可能性もありますので、以後追いかけることは止めておくことをお勧めします。

実際に会う時は2名以上で安全確保を

お見合いや訪問の時などは、譲渡者側として、2名以上のメンバーを揃えて会うことをお勧めします。

特に相手が男性でこちらが女性の場合等、ひとりでは、何かあった時には力で負けてしまいます。

また、複数の目を入れておくという意味でも、2名以上、できれば男性を含んでいた方が良いでしょう。

 

どうしても難しい場合はボイスレコーダーを置かせてもらいますと宣言して、その場のできごとを録音させてもらう等、起きたことのエビデンスを取るようにすることをお勧めします。

最後に

いかがでしたでしょうか。

今回は、「如何に正しく疑うか」をテーマに書きました。

本当に良い方の元には、行くべき猫さんが行けるよう、譲渡者の皆さんが良い目を持って、里親希望者の皆さんをジャッジできるようになれればいいなと思います。

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