猫が捨てられているのを見てしまったが、うちじゃ飼えない…どうしよう??
こんな時、誰しもが抱く疑問と、それからどうしたら良いの?にお答えします。
中途半端な優しさは悪?
よく言われる言葉ですが、
「最後まで責任持てないなら、中途半端に情けをかけるのは悪」
私は、この言葉に疑問を呈します。
反対はしないのですが、「最後まで責任持てないなら」を皆一同に「最後まで家で看とるところまで」と思いすぎていて、ちょっと手を伸ばせば助かる命が助かっていないなということをすごく残念に感じています。
場合とやり方によって、中途半端な情けが猫助け、ひいては人助けにつながることを知って欲しいです。
「一時保護」をやってみよう!
何も一生飼う必要はありません。
里親さんが見つかるまでのほんの数週間~数ヶ月の間、「一時的に」自宅で猫を保護するということを提案したいのです。
ハードルが高いと思うかもしれませんが、猫は決まった安心できるテリトリーがあればそこまでスペースを必要としませんし、最低でもトイレと爪とぎ、エサの準備があれば生活の第一歩はスタートできます。
何とか助けたいなと思った優しさを大切に、ほんの少し手を伸ばしてみませんか?
里親が見つからないかもしれない不安
「とはいえ、里親が見つからなかったらどうしよう…。」
初めて里親を探そうとする方は、特に皆さんこの不安に陥ります。
それで、一時保護に踏み切れないという方もいらっしゃると思います。
確かに一昔前は人づてに希望者を募ったり、里親募集の張り紙をするなど、かなり地道な方法でしか里親を見つけることはできませんでした。
しかし、今は里親を見つける手段が沢山存在します。
インターネットの里親募集掲示板やSNS等に可愛い写真を載せ、広く呼びかけることで自分の手の届かなかった範囲の里親希望者にも猫の存在を伝えることができます。
ちなみに、私がよくお世話になっているのは以下のサイトです。
とはいえ、会ったこともない人との交渉ごとに不安を感じたり、そもそも本当に応募が来るのか?というところに不安をお持ちの方もいらっしゃると思います。
こうした様々な手段で里親募集をしてみると、意外と驚くような反響が返ってくるんですよね。
自分は飼えなくて困っていたのに、その猫を欲しがる方が実はたくさんいることに気づかされることでしょう。
最後に
いかがでしたか?
そこまで思い切った決心をしなくても、一歩踏み出すことは出来そうだなと思って頂けたのではないでしょうか?
猫の一時保護は猫はもちろん助かりますし、一時保護をしている最中はあなた自身も猫に触れ、癒されることができます。
今は里親を見つける手段が沢山ありますので、安心して一時保護にチャレンジしてみましょう!
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