猫はかわいい。とにかく可愛い。
猫だというだけで可愛い。
特に、子猫の愛くるしさの破壊力は兵器並みと言って良いでしょう。
なぜ、こんなにもかわいいんだろうか…まったくもって不思議です。
今日は、猫がなぜ可愛いのか?について、真剣に考えてみました。
顔が可愛い
もう、これを言ってしまうと身もフタもないですが、猫はとっても可愛いお顔立ちをしています。
まず、顔の大きさに対して、目の比率が大きいのが特徴。
夜になると黒目が大きく、よりクリっとしたおめめになりますね。
更に、目から口までの配置がお顔の下に寄っているのも特徴です。
この配置は、人間の子供の骨格上の特徴でもあります。
顔のパーツが下に寄っていてオデコの広い顔に、人間はついつい守ってあげたくなる、庇護欲を掻き立てられるのだそうです。
子供は、大人に守ってもらわないと生きていけないので、皆この骨格をしていると言われます。
それと同じ特徴が猫の顔には備わっているのですから、これは可愛くない訳がありませんね!
とはいえ、私くらいの猫好きになると、ケガや病気でお目目を無くした子も、漏れなく可愛いです。
あとたまに、目が小さ過ぎたり、鼻から下が伸びてしまったような顔立ちの不細工な子もいるけど、それすら可愛いと思ってしまいます。
しかも、自分のこと不細工とか思ってなくて堂々と生きているあたりが余計に愛おしいもの。
そのままの君でいてほしい。
鳴き声
猫の声と言えば、「にゃぁ」とか「みゃぉ」とか、柔らかく丸みのある鳴き声が特徴ですね。
子猫に至っては、きゃきゃきゃ!とかぴぃぴぃとか、、、小鳥のような愛らしい声でお話ししてくれます。
声量も小さ目で、耳元で鳴かれても、問題なし。
サイレントにゃーなんていう、お口だけ動かして実際には聞こえないニャーを聞かせてくれたりなんて言うのもありますね。
可愛い鳴き声に、ついついニコニコしてしまいます。
実はここにも、人間の庇護欲が隠されています。
この「みゃぉ」という優しい平仮名で表現できる鳴き声、人間の赤ちゃんの泣き声にも似ていませんか?
この「にゃぁ」「みゃぉ」という鳴き方は、実は子猫がお母さんに対して行う鳴き方で、大人になると使わなくなる鳴き方なのだそうです。
よく考えたら、長年数匹の猫と生活している私でも、大人の猫同士が「にゃぁ」と会話しているのって、見たことない気がします。
私にだけ、「にゃぁ」と言っている…?
そうです、猫は、自分を可愛いと思ってもらえるように、赤ちゃんのままで人間と接していたのですね。
なんとあざとい。。。!
一方で、そんな猫さんの中にも、しわがれた声の子や、だみ声の子もいます。
更に発情期の声はなかなかのボリューム。。。
こうした猫さんは、これまで様々な困難を乗り越えてここまで生きてきたのかと思いを寄せると、これまた味わい深いものがあります。
どんな声でも素敵、それが猫。
まんまるの手足
猫さんの手は、ミトン手袋をした子供の手のような可愛らしさ!
ちょこんと座る時には、丸く握っているのも可愛いですね。
決して器用ではないおててで、一生懸命におもちゃをちょいちょいしたりする姿は、いじらしい意外の何物でもありません。
おててをグーパーグーパーして伸ばすと、まん丸に広がってこれもまたかわいい。。。
すごいのは、例えばどんな太ったおじさん猫であっても、このおてての可愛さが健在だってことです。
人間だったらなかなか可愛いとは言われない太ったおじさんでも、猫でさえあれば漏れなくかわいい…
まったく、なんということだ。
しぐさ
猫の可愛いしぐさ、あなたはいくつ思いつきますか?
寝ている姿だけをとっても、無防備にヘソ天で寝ている姿や、バンザイ寝、ごめん寝、おててバッテン寝、ベロしまい忘れ寝などなど…
猫は、「可愛いってわかっててやってるんじゃなかろうか?」というような、計算高さすら垣間見える程の愛くるしい仕草をしてくれますね。
この、あざと可愛い仕草に、私は毎日やられております。
性格
猫を良く知らない方に「猫の性格ってどんなだと思います?」と聞くと、こんな答えが帰ってきます。
- 懐かない
- 孤高
- スマートでソツがない
- ツンケン
- ゴハンの時だけ寄ってくる
ブブー!どれも違います!
あ、最後のはちょっと当たってるかもしれないですが、猫は人にも慣れるし、ツンケンもそんなにはしてないです。
もちろん個体差がありますが、意外と人との共存に適した動物なのです。
また、思った以上にドジっ子な面もあり、ジャンプに失敗してごまかす姿などもよく目撃されます。
イメージを覆される甘えたぶりやアホさ加減は、より愛おしく可愛さ倍増していることは間違いありません。
不良が良いことすると3割り増しで良い人に見えるのと同じ、ギャップ萌えというにくい技を使ってくれますね。
おわりに
あれこれ言いましたが、結局のところ、猫の可愛さの理由は語りつくせません。
とにかく、とにかく、可愛いと思ってしまうのです。
こんなことを分析しようとした筆者が野暮でした。
猫は猫だというだけで勝者、以上。
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